2011年06月03日

戸隠杉並木古道を歩く

戸隠杉並木古道を歩く

今日は有給休暇をいただき久しぶりに歩く。

奥社杉並木から奥社へ
大鳥居わきのベンチに腰を下ろしお弁当(むすび)を頬張る。
先ほどの行き会った人の「自然の中で食べるおにぎりは最高ですよ」の言葉がよみ返る。小鳥の囀り、爽やかな風、目の前を流れる小川の水面に木漏れ日がチラチラ輝く、こんな自然の中で頬張るおにぎりは何より贅沢だ。
パワースポット戸隠に火がついて押し寄せる人波は・・・・と言うが、今日は平日のせいか人足が少ない。ゆっくりもしたいがバスの時間が気になり腰を上げる。

戸隠杉並木古道を歩く

奥社・九頭龍社へは約2kmの道です。鳥居をくぐって緩やかな上り坂(ほぼ平坦)をトボトボ歩き10分くらいで随神門(仁王門)へ到着。茅葺きの屋根の随神門には、左右に随神像が安置されている。これは、神域に邪悪なものが入り来るのを防ぐために、随神が対をなして随神門の左右に正面を向いて坐して、弓矢を持って見守っているのだそうだ。「二体で睨みを利かせていては邪悪な者は遠ざかるよ~」などと言いながら門をくぐる。
門を出ると1200年の幽玄な刻が流れる修験道の霊場戸隠。歴史が重なる戸隠古道沿いに400年の杉並木の風格と荘厳さには言葉を失うほどです。

戸隠杉並木古道を歩く

JR東日本の大人の休日倶楽部CMで吉永小百合さんがここを訪れ、杉の祠から顔を出すシーンが放映されています。このCMでパワースポット戸隠に火がついたのだ。
杉並木を抜けるとだんだん勾配がきつくなる。ここまで来ると杉、ナラ、ブナ等の混成林です。
ジメジメした広場の左奥に飯綱大明神が祀られていて、右側の注連縄の岩から細い滝が流れ落ちて飛び散り、良く見ると石仏「八水神」が流れ落ちる水に打たれている。逆サ川源流です。

戸隠杉並木古道を歩く

最後は自然石混じりの石段を左に曲がり約400m続く、両脇には二輪草が咲き、顔を上げると黒い岩肌の戸隠山が奥社にのしかかるようにそびえる。参道の終わりには手水舎が作られ、その上に九頭龍社、その又一段上に奥社が祀られています。

もともと善光寺から山の中を戸隠奥社へと行く参拝道に、越後道、武田信玄の軍用路などが、編みの目のように交差し今もその一部が「戸隠古道」としてハイカーの人気を集めています。今日歩いたのは、一の鳥居から奥社までの戸隠古道だ。5時間20分、最終目的地奥社に着いた。
戸隠は何度か来ているが古道を歩くのは初めて、色々な発見があってあらためて、古くから修験者と信仰者を引き付ける戸隠の偉大さを知った。

戸隠杉並木古道を歩く
奥社に参拝し奥社入口バス停へ急ぐ。


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Posted by さだやん at 18:24│Comments(0)見聞録
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